日本「五輪の旭日旗使用は禁止しない。日韓関係改善は徴用工問題解決が前提だ」

日本、韓国からの理不尽な要求を毅然と断る

韓国「東京五輪で旭日旗を禁止リストに入れろ」五輪組織委「寝言は寝てから言え。まだ昼だ」

旭日旗、競技場で許可へ　五輪組織委　韓国の禁止要請に方針

２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会は３日、韓国国会の文化体育観光委員会が旭日旗の競技会場への持ち込み禁止措置を組織委などに求める決議を採択したことを受け「旭日旗は日本国内で広く使用されており、旗の掲示そのものが政治的宣伝とはならないと考えており、持ち込み禁止品とすることは想定していない」との方針を明らかにした。

８月２９日に行われた韓国国会の決議では、旭日旗が先の大戦当時「日本が帝国主義と軍国主義の象徴として使用した」と指摘。「侵略と戦争の象徴である旭日旗が競技場に持ち込まれ、応援の道具として使われることがないよう求める」としている。

「日韓関係の回復は徴用工問題の解決が最優先」

首相、日韓関係「徴用工問題の解決が最優先だ」

安倍首相は３日、訪韓していた日韓議員連盟幹事長の河村建夫・元官房長官と首相官邸で会談し、悪化した日韓関係について「根幹にある（韓国人元）徴用工問題の解決が最優先だ」と述べた。河村氏が会談後、記者団に明らかにした。首相は日韓請求権・経済協力協定に関し、「国と国との国際約束だから、しっかり守ってもらいたい。その一言に尽きる」とも語った。
河村氏は８月３１日～９月３日の日程で韓国を訪れ、李洛淵イナギョン首相、韓日議連の姜昌一カンチャンイル会長らと会談した。姜氏とは９月１８～１９日の開催を延期した日韓・韓日議連の合同総会について、１１月１日に東京都内で開く方向で調整することを確認した。