瀬取り

春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく海ぎは 少し明りて白波立てたる密輸船の静かに近づきたる。

夏は、夜。月なき頃はさらなり。闇最高。螢(密輸船の明かり)の多く飛び警備艇に見つかりたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りてバレるもをかし。雨など降るとうれし。

秋は、夕暮れ。夕日のさして、船の端いと近うなりたるに、石油を渡すとて、三つ四つ、二つ三つなど、ホースを繋ぎ急ぐさへあはれなり。まいて警備艇などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、巡視船のなきなど、はたいふべきにあらず。

冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。浪のいと高きも、またさらでも、いと寒きに、モールス急ぎ受信して、慌てて近寄るも、いとつきづきし。昼になりて、P-1にばれれば、ムンの髪も白き灰がちになりて、ワロス

すさまじきもの

すさまじきもの。
吠える日本。春の決算。三、四月のセウォル号。8時間連絡が付かないクネクネ。
犬死にたるイアンフ。没落する造船業。世界中で散見する旭日旗。日本海表記。国連による瀬取りの最終報告。
30カ国に招待した観艦式、9カ国の参加にとどまる所。まして参加国みな軍艦旗掲げるなどはいとすさまじ。

心ときめきするもの

心ときめきするもの
日本の震災。
Youtubeの不自然な再生回数。僑胞の活躍。
文化の剽窃と、それを文化遺産に登録させる。

頬削り、整形して、短く切り揃えたるスカートなど着たる。
ことに見る日本人なき所にても、心のうちはなほいとをかし。
枕営業などのある夜、アレの音、フラッシュの焚きゆるがすも、ふと驚かる。

過ぎにし方恋しきもの

過ぎにし方恋しきもの。
迎恩門。李氏朝鮮。 病身舞。第五種補給品。目を背けるような伝統。
乳出し民族衣装を装ひたる。
また、もらう由なき金銭で漢江の発展したる。
去年の10億円。

ただ過ぎに過ぐるもの

ただ過ぎに過ぐるもの。
日韓関係。