今回ご紹介するのは2013年に山善がボイスレコーダー用に作成したポスターのコピーです。

人類史上、

いちばん続く争いは

「言った言わない論争」だ。

私たちも日頃体験する争い

本当の意味で人類史上、最も続いている争いは何でしょうか?

宗教戦争?民族紛争?領有権問題?

私個人は宗教戦争ではないかと思っています。仏教が生まれて2,500年、キリスト教が生まれて2,000年、イスラム教も1400年もの歴史があり、いつの時代にも異教間あるいは同じ教義の中でも門派間で何かしら争いがありました。ですが、これが「人類史上いちばん身近な争い」となると、私たちも日常で体験している言った言わないではないでしょうか?

物的証拠の重要性

社会では言った言わないを避けるためにも、重要なことはメールでやり取りを推奨されたり、チャットワークなどのコミュニケーションツールでも修正履歴が残るなどサービスの提供側も工夫しています。

またドライブレコーダーの技術も向上しており、業務用・私用を問わず有事の証拠保全のために車載する人も増えました。

余談ですが、昨年末に公表されたドラレコの搭載率は、2018年10月下旬の段階で31.7%、前年を16.4ポイント上回ったとのことです(ソニー損保調べ)。つまり搭載率がほぼ倍になり、また今や3台に1台くらいはドラレコ搭載になったということですね。

そのドラレコのおかげで、煽りや迷惑、無謀運転が明るみに出ることやショッキングな映像が紹介されたり、あるいは様々な面白映像を見ることがあります。

また、いわゆる「当たり屋」的なケースに対しても、証拠映像のお陰で運転者が泣き寝入りをしなくても済むようになったことは、証拠の重要性を物語っているでしょう。

記録の重要性

言った言わないは水掛け論、どちらかが都合が悪く嘘をついているかもしれないし、実際に「言ったつもり」「聞き流した」こともあるでしょうが、きちんと言質を取る、書面で残すことは重要ですね。もちろん山善のボイスレコーダーでもいいでしょうけど。